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子宮膣部びらんとは

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【子宮膣部びらんとは】

子宮膣部びらんとは、膣の奥の突き当たりの部分が、子宮口を中心に赤くただれたようになります。
なかには、膣の表面の粘膜がくずれ、下の組織がむき出しになる場合もあります。
これを真性びらんといいますが、これは、ベーチェット病、頸管炎、梅毒、子宮頸がんなどにともないますので、真性びらんは、あまりありません。

実際に子宮びらんと診断されるのは、仮性びらんのことで、子宮頸部が厚くなり、膣内に下垂した結果、内側に隠れていた上皮がめくれてただれたようにみえるのです。
細胞そのもは、傷害されていないため、真性びらんに対して仮性びらんを偽びらんともよばれています。

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