【ホルモン補充療法(HRT)による治療方法】
ホルモン補充療法には、内服薬と注射があります。
一般的には、症状が軽い人は内服薬を使います。
症状が重い人には、注射で強い症状を取り除きその後内服薬へ切り替えたりします。
注射の場合は、女性ホルモンの単独では、大量出血を起す可能性があるので、男女混合ホルモンを使います。
内服薬は、エストロゲンとプロゲステロンを投与します。
治療期間は、ある程度症状が回復したら中止したり、完全に回復するまで続ける、骨粗しょう症予防や性.痛の予防のために続ける人などさまざまです。
ホルモン補充療法の副作用として、出血があります。
閉経後5年以内の人は、周期的投与法を行います。
30日間投与のうち10日間に黄体ホルモンを併用すると消退出血が起こります。
閉経後5年以上の人は、少量のエストロゲンとプロゲステロンを毎日服用する連続投与になりますが、
一時的に不正出血が起こることもあります。
出血がうっとおしい場合は、医師と相談しなが薬の量を調整しましょう。
また、乳がんのリスクが考えられています。
ホルモン補充療法を受ける場合は、特に定期的に乳がん検診を受診しましょう。
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