【更年期漢方薬】
漢方では、生命の源になるものには、「気」「水」「血」があり、この3つのうちどれかがひとつ乱れても
何らかの症状が現れると考えられています。
更年期障害や月経に関する症状は、「血」との関連が深いと考えられ、血のめぐりが悪くなった状態を「お血(おけつ)」
といいます。
漢方の血と西洋医学の血液とは違った考え方で心まで含めた広い範囲を意味し、心因的な要素もかかわる更年期による愁訴も
お血によるものと考えられています。
こうしたことから更年期障害の治療に漢方薬は用いられます。
漢方薬は、その人の証(体質)にあわせて処方されます。
薬、体質、症状がぴったりとあったときに優れた効果を発揮します。
また、直接女性ホルモンに影響を与えないので、ホルモン補充療法禁忌の人でも服用できます。
漢方薬も体質に合わない場合は、薬疹がでたりします。
何か気になる症状があるときには、医師に相談しましょう。
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