月経前症候群(PMS)とは
月経前になると決まって不快な症状が現れ、日常生活に支障をきたすことを月経前症候群(PMS)といいます。
正しくは、「月経前の黄体期に起こる精神的症状で月経発来とともに減退もしくは消失するもの」と定義されています。
PMSは、排卵後、プロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が増える黄体期に現れます。
最も症状が多いのは、月経が始まる1週間前からですが、2週間前から症状があわられる人、2~3日前が最も強い人などかなり個人差があります。
また、排卵の時期にPMSと似た症状が現れ、いったん解消し、月経の前にふたたび症状が出現することもあります。
PMSが解消する時期は定義上は、「月経開始後すみやかに」とされていますが、これも個人差が大きく、月経開始後2~3日は不快な症状が続くという人も少なくありません。
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